人生はよく山登りに例えられますが、緩和ケアも同様です。がんという病気を患い、辛い山道を、身体の痛みや、つい挫けそうになる心と闘いながら、頂上を目指します。山の稜線にポツンと立たされた患者さんや家族は、どこへ向かったらいいか判らなくなりそうになります。私たち緩和ケアチームは、それらの苦痛を和らげ、道を照らし(可能な限り良好なケア/キュアを提供)、希望する道標を示し、頂上に到達(生活の質を向)できるよう援助させていただきます。
チームのメンバーは、医師・専門看護師・病棟/外来看護師・薬剤師・管理栄養士・リハビリテーション(理学療法士・作業療法士)・社会/精神保健福祉士(MSW)で構成されます。がん患者・家族の全人的苦痛を取り去るため、ありとあらゆる技術を使って症状緩和に努めます。
緩和医療は“癒しの医療”です。苦痛から開放され、少しでも朗らかに過ごされことによって、自己免疫が活性化されると考えられております。その結果が命に結び付くことを信じながら、全人的医療を進めていきたいと考えます。
病棟・外来を問わず、患者さんの抱える辛い症状やお気持ちが緩和し、お困りのこと(たとえば経済的負担、在宅療養や介護保険の相談について)が解決し、治療が継続して行うことができるようにスタッフがチームを組み、病棟スタッフと共に関わっています。
チームのメンバーは緩和ケア専門医、緩和ケア認定看護師、各病棟看護師、薬剤師、ソーシャルワーカー、作業療法士、管理栄養士、事務担当で構成されています。
担当医師・看護師に御相談下さい。そこから緩和ケアチームへ申し込みされます。
又は、外来ロビー・自動販売機向かいの相談支援センターに声を掛けていただいても結構です。
現在の段階では料金は掛かりません。
緩和ケアの進歩は、(単純に)「痛みを取る」から(全ての)「苦痛を取る」ということにプログラムされて来ております。そのため、当院の緩和ケアチームも心の辛さも症状緩和出来るよう努めています。人生はよく山登りに例えられますが、緩和ケア・心のケアも同様です。患者さんはがんという病気を患い、辛い山道を身体の痛みやつい挫けそうなる心と闘いながら頂上を目指しています。山の稜線にポツンと立たされた患者さんやご家族にとっては、これからどこへ向かったらいいのか判らなくなりそうになります。私達緩和ケアチームはそれらの心理的苦痛も和らげ、道を照らし(可能な限り良好なケア/キュアを提供)希望する道標を示し、頂上に到達(生活の質を向上)できるよう援助しています。
緩和医療は“癒しの医療”です。苦痛から開放され、少しでも朗らかにすごされる事によって、自己免疫が活性化されると考えています。その結果が命に結び付くことを信じながら、全人的医療を進めて行きたいと思います。
当院では既に在宅ホスピスケアプログラムを立ち上げています。在宅ケアを望まれる方には、ホスピスにおいて速やかに症状をコントロールした後に、家庭生活に戻っていただています。それらはご家族と大切な時間を安心して過ごせるように、医師や看護師の訪問を行い、在宅患者の24時間サポートと在宅看取りも行っています。また在宅ケアの経過中に医療処置や入院希望があればバックアップベッドも確保しております。今後は在宅緩和ケアチーム[構成メンバー;医師・専門看護師・病棟/外来看護師・薬剤師・管理栄養士・リハビリテーション(理学療法士・作業療法士)・社会/介護福祉士(MSW)等]を活用し、ありとあらゆる技術を使ってがん患者さん・ご家族の全人的苦痛を取りさることに努めてまいります。